【自販機ビジネス】年間売上高の更新(2021)
年間売上高の更新
自販機の最高売上を3年振りに更新しました。
タイトルの通り、2021年(1月-12月)、自販機の年間売上高を更新しました。
数字は丸めていますが、以下の様な感じです。
売上高 | 売上本数 | |
2017 | 233,000円 | 1730本 |
2018 | 478,000円 | 4200本 |
2019 | 364,000円 | 3250本 |
2020 | 374,000円 | 3360本 |
2021 | 490,000円 | 4300本 |
年間で見れば、正直、大した金額ではないのですが、売れないよりは売れた方が当然に嬉しいです。
売れる自販機は50万円/月、中には300万円/月売れる自販機もあるようです。
月次の推移に関してはグラフの通りですが、月ズレもあるのだと思いますが、9月以降の売上が振るわなかった感じです。
ベンダーの条件
2017年と2018年以降では、自販機を取り扱うベンダーが違う会社A、Bになっています。
2017年vs2021年の売上&本数に関しては、倍以上の開きがあるのですが、利益に関しては2017年の方が高いです。
つまり、ジュース等が1本売れた時の私の取り分がベンダーによって大きく違っていることを意味しています。当たり前ですが、沢山売れる場所程、設置者の取り分も大きく取れる(有利に交渉できる)可能性が高いです。
2017年時のベンダーAからは『元売り35%、ベンダー35%、ワタシ30%という超好条件』を引き出し契約しました。しかし売上が全く伸びなかったために、更新が出来ず、2018年以降は別のベンダーBに変更せざる得なくなってしまいました。
ベンダーが変わったことにより、ボクの取り分が大幅に下がってしまい、売上に倍以上の差があっても利益は逆転してしまっています。条件が大幅ダウンしていますが、これでもベンダーBは他に比較検討した複数のベンダーよりも条件が良かったのです。
売上分析
2021年の売上が良かった理由は、商品構成を補充員任せにしたのでなく、ある程度ボクが指定したのがあります。
ベンダー会社としては、元売りから置いて欲しいと言われる商品と社内で持っている売れている商品を中心に商品補充をしているはずです。
ただ、JRの駅前の自販機とオフィス内の自販機とウチの自販機とでは売れる商品に差があるはずです。
ベンダーが管理している自販機1台1台の売れ行き分析なんてしているとは思えないので、自分で分析をし、設置商品に注文を付けていました。
分析1
ベンダーBになって売上が大幅に伸びている理由は、設置商品が100円、110円のものを多くしているのが一番の理由です。
ベンダーAの時は商品値引きが基本されませんでしたが、ベンダーBになってからは値引き商品を多く設置しています。
内の自販機において、100円(13.5%)、110円(66%)の2プライスで全売上の80%になります。全商品構成の内、110円以下の商品が80%くらい取り揃えておかないと、そもそも買っても貰えません。
これに120円(10.4%)の商品を合わせると全売上の約90%になります。120円より高い価格のものは基本売れないと考えて良さそうです。
季節によって売れる商品は変わってくるのですが、全期間の売れる商品割合に関しては大きく変動することは無く、グラフの様になっています。
分析2
分析1と矛盾するのですが、通常売れない120円より高い価格の190円のエナジードリンクが売れている点です。
内の自販機では、緑茶(特保)とエナジードリンクの2つだけが190円の商品となります。
緑茶はドリンク全体で見て人気商品なので、高単価の緑茶でもそれだけ入れておけば、売れるのではないかと思ったのですが、思ったような成果にはなりませんでした。
一方、エナジードリンクに関しては、定期的に購入してくれる人がいるよーで比較的安定して売れています。人気VTuberやゲーム配信者等がエナジードリンクを魔剤と称して、配信中に飲んでいることで、一般、特に若い人の間で浸透しているのも良く売れる理由ではないかと思っています。
190円以上の商品とそれ以外の価格(100円、110円等)では、ボクの受け取るフィーの金額が倍以上違う契約になっています。そのため、ボクにとっては100円の缶コーヒーが10本売れるよりも、190円のエナジードリンクが5本売れる方が見た目の売上以上に利益が上がります。
しかし、190円のエナジードリンクが昨年末より無くなり、同商品の量が少ない140円のものに代わってしまいました。そもそも120円より高い商品は売れないのに、190円よりも安い140円の商品に入れ替えられてしまのは、ボクにとってはデメリットでしかありません。2022年のエナジードリンクの売上に関しては、暗い気が・・・