【投資結果】ロボアド(67ヵ月)&FX
ロボアドバイザー実績比較(67ヵ月)
現在動かしているロボアドバイザーは、Wealth navi(以下WN) と Folio Robo Pro(以下FRP)の2本です。
両ロボアドバイザーとも元本50万円で運用しており、WNについては、ローンチ当初から運用を行っており、5年超(67ヵ月)を経過しました。
Folioに関しては、FRPは2020年7月からなので27ヵ月、Folioおまかせの期間も含めると45ヵ月(Folioローンチからの期間と同じ)となります。
2022年10月の結果
2022年10月の着地点に関しては、
WNは 797,451(297,451 +47.61%)
FRPは 681,391(181,391 +26.37%)
となり、前月より大幅UPでフィニッシュです。
10月の為替変動、ボラティリティが非常に高い状況にありました。
それも相まって株式市場も相当に荒れた感じがありますが、年末ラリーに向けてか後半上昇が目立ちました。
10月はこれまで以上に激しいマーケット月だったと思います。
※ 以前はTHEO、Folio(おまかせ投資)も動かして言いましたが、それぞれ解約しております。
※ 解約理由は別途記事をご覧ください。
運用グラフ
①元本 | ②2022年9月 (②/①) | ③2022年10月 (③/①) | 前月差分 (③/②) | |
WN | 500,000円 | 738,067円(147.61%) | 797,451円(159.49%) | 59,384円(108.05%) |
FRP | 500,000円 | 631,867円(126.37%) | 681,391円(136.28%) | 49,524円(107.84%) |
合計 | 1,000,000円 | 1,369,934円(136.99%) | 1,478,842円(147.88%) | 108,908円(107.95%) |
THEO | 500,000円 | 518,925円(103.79%) | 2020年7月解約、3年回して左結果 | |
ドル円 | 111.53円 | 144.75円 | 148.71円 | +3.96円 |
※ドル円はyahoo financeより
※WNは最大リスク設定にしています
WN
WNは大幅プラスの59,384円(+8.05%)で10月を終え、797,451円となりました。
大幅プラスで終えているのですが、株の上昇と云うよりは円安効果が強く出ているのが大きな要因だと思います。
株は一時急激に売り込まれたのですが、決算発表で明暗が分かれています。アメリカはインフレが収まることなくドル高に見舞われているため、総じて企業決算は厳しいものになっています。
GAFAMにおいては、メタ(旧フェイスブック)とAmazonが非常に厳しく、Googleも決算で失敗しています。一方でAppleとMSは決算は無事通過しましたが、ドル高効果が強過ぎ、利益が目減りしてしまっています。
日本においては、最新のiphone14の最上位機種は20万円超とPCを買える様な価格となっていますが、これでもAppleの国別利益だと日本が最下位となっています。
年末に向けて、10月後半は上昇傾向が強かったのですが、これが11月~12月も継続されるかは微妙だと思っています。
FRP
FRPに関しても、WN同様、49,524円(7.84%)の大幅プラス運用となりました。
結果は681,391円で、10月を終えました。
要因はWNと一緒で株高もあるのですが、大部分は円安効果だと思われます。
WNに比べると約10,000円利益幅が少ないですが、運用率では0.2%の差なので殆ど誤差の程度で、非常に優秀な運用月だったと思います。
為替も含めボラティリティが非常に高く、リスクの高かった月の運用でこの結果は天晴れというしかないです。人がトレードしていて、これ程上手くするのは至難だと思います。
下げ相場での耐久値が強いFRPでしたが、今回はWNとほぼ同値となっています。月一のリバランスとアルゴリズムが進化すれば、WNよりも優秀になるかもしれません。
FX
2022年からはFXに関しても結果を記載しておこうと思います。
FXの運用は大きく分けて2つの方法で運用しています。
- RSI戦略(短期運用)
- スプレッド戦略(長期運用)
RSI戦略は短期運用方法、AUD/NZD戦略は長期運用方法となっています。口座に関しては各々別の口座となっています。
2022年 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | Total |
RSI(短期) | 357,166 | 384,121 | 309,345 | 365,524 | 251,392 | 194,169 | 187,923 | 153,583 | 157,884 | 76,780 | 78,659 | ー | |
実現損益 | 26,955 | -74,776 | 56,179 | -114,132 | -57,223 | -6,246 | -34,340 | 4.301 | -81,104 | 1,879 | -282,808 | ||
次月原資 | 384,121 | 309,345 | 365,524 | 251,392 | 194,169 | 187,923 | 153,583 | 157,884 | 76,780 | 78,659 | ー | ||
スプレッド(長期) | 1,729,737 | 1,729,737 | 1,729,737 | 1,729,737 | 1,730,520 | 1,730,819 | 1,850,570 | 2,255,257 | 2,505,943 | 3,088,067 | 1,357,247 | ||
含み益 | 350,000 | 336,800 | 592,196 | 853,421 | 1,086,029 | 933,174 | 1,054,244 | 730,032 | -327,156 | 1,007,904 | ー | ||
スワップ | -60,532 | -69,282 | -85,482 | -95,882 | -108,557 | -122,982 | -114,178 | -72,458 | -30,510 | 18,038 | ー | ||
MAiMATE(自動取引) | 950,568 | 921,324 | 948,444 | ー | |||||||||
実現損益 | -49,432 | -29,244 | 27,120 | -51,556 |
※右にスクロール可
RSI戦略(短期運用)
2022年1月より、357,166円でスタート。
76,780円でスタートし、残り原資が78,659円となりました。
10月はドル円が一時151.9と152円目前まで迫りました。が、金曜日の深夜に日銀の介入があり、そこから瞬間的には7円近く下がり、最終的には5円落ちの146円台を一時キープしていました。
その後、週明けの月曜日の朝、2回目の日銀介入が行われたと言われており、ドル円価格は一時145円目前を付け、149円目前まで戻した後にズルズル下げて145円目前にまで迫りました。
その後は147円~149円の間を上下するという非常にボラティリティの非常に強い相場となっています。
一時10万円を回復していたのですが、日銀が為替介入をしてからは、非常にボラティリティの高く毎日1円、2円動き損切もせざる得ない状況でした。
先月に引き続き、アメリカだけでなく世界中で急激なインフレは収まっておりません。日本以外の中央銀行はインフレ対策として、利上げ政策を取っています。
そのため、主要通貨に対して円安が継続しています。アメリカのインフレのピークアウトはまだしていないと見られるので、基本はドル高円安の動きだと思われますが、日銀の為替介入が行われることとアメリカ企業の決算が思ったよりも芳しくなく、また中間選挙が近いことからドル高をバイデン政権が懸念する可能性があります。
また介入に関しては、日銀だけでなく中国政府も仕掛けてきており、含み益の貯まった米国債を売り仕掛けており、その額は日銀のそれ以上と噂されています。
スプレッド戦略(長期運用)
2022年1月より、1,729,737円でスタート。
2022年9月末は-32万円前後の含み損になってしまいました。
8月から順次利確をしていたロングポジションですが、10月中にロングポジションは全部売却し、約50万円の利確しました。
AUDNZDのロングは総額130万円超の利益を生んでくれました
完璧なタイミングで全部のロングポジションを処分し、その後、即ショートに持ち替え、その含み益が現在100万円前後となっております。
ショートの含み益がこんなに早く、こんなに大きく出るのは正直想定外でした。もう少しペースが遅いと思っていたこともあり、当初持とうと思っていた枚数の半分程度しか、ショートが持てていません😪
恐らく、このショートポジションは即利確することはなく、スワップポイントを得つつ、AUD/円-NZD/円≒5以下になるまで保有する予定です。
スプレッド戦略の『AUD-NZD』に関しては、別記事でも纏めた鉄板投資戦略です。
この戦略の場合、エントリーチャンスは年間通して数回。決済するまで数ヵ月~年くらいの保有期間になります。
この戦略を取る場合、以下の2点より、どこのFX会社を利用するかが重要になります。
- 長期保有になるので±スワップが無視できなくなる
- メジャー通貨ペアでないため、取り扱いFX会社が限定される
現在AUD/NZDをロングポジションをとるとマイナススワップが発生します。長期保有となるとマイナススワップが無視できなくなってきます。更に枚数も多くなれば、より影響が大きくなり無視できません。
次に、この戦略で扱う取引通貨はAUD/NZDとUSD/CADの2つだけです。この2つの通貨ペアはどこのFX会社でも取り扱っているメジャーペアではありませんので、利用できるFX会社が限られてきます。
SBI FXTRADE | トレイダーズ証券【LIGHT FX】 |
この戦略でボクが利用しているFX会社は、SBI FXTRADEになりますが、2022年10月を通過して、Light FX(トレーダーズ証券)の方がリスクが少ないと思いました。
その理由ですが、日銀が介入をした時、SBIはアクセスが集中したと思われ、ログインも出来なくなりました。かつ、スプレッドも急激に広がりました。
介入後の市場ボラティリティが高い時、Light FXではスプレッドが広がらないのに、SBIでは広がるということがチョイチョイ発生しています(現在進行形)。
スプレッドも酷いですが、ログインが出来なくなるというシステムリスクは、最悪です。直ぐに改善されるとは思えませんが、これが改善されないようでは安心して取引が出来ません。ユーザーは本当に気を付けて下さい。
マイメイト
9月16日からFXの自動売買のマイメイトを1,000,000円でスタートさせています。
AIによる自動売買取引の結果として、9月は921,324円でしたが、10月は948,444円となり、+29,244円となりました。
丸々一ヵ月回した初めての結果ですが、残念ながらマイナス。自己決済した分もあるので、AIの100%自動取引になっていません。
10月の激しいボラティリティ中、思った以上に大きなマイナスではなかったことにホッとしています。
マイメイトの詳細に関しては、下記別記事にて
月利20%なんてTweetを見たので手を出したのですが、1ヵ月以上経ちますが、未だに元本の回復はしていません。100万円で回しているだから、5%くらいの利確が毎月欲しいです。
月次アノマリー
月次アノマリー 自分用のメモも兼ねて、月次アノマリーを纏めておこうと思います。
アノマリー的に11月相場は、決算通過&年末バフが掛かっており、全ての市場において上がる傾向があります。
12月、1月も上がるアノマリーなので、ここで買って1月に売却がセオリーとなります。
ただ、今年はウクライナ戦争、世界的なインフレと想定外のことだらけです。例年以上にアノマリー通りとはいかないかもしれません。
9月に株を買って以降は取引はしていません。
過去のWN
尚、過去のWNの動きを見ると、11月は上昇4回1回下落でした。