【投資結果】ロボアド(60ヵ月)&FX

2022年5月1日


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ロボアドバイザー実績比較(60ヵ月)

現在動かしているロボアドバイザーは、Wealth navi(以下WN) と Folio Robo Pro(以下FRP)の2本です。

両ロボアドバイザーとも元本50万円で運用しており、WNについては、ローンチ当初から運用を行っており、5年(60ヵ月)を経過しました。

Folioに関しては、FRPは2020年7月からなので20ヵ月、Folioおまかせの期間も含めると38ヵ月(Folioローンチからの期間と同じ)となります。

2022年3月の結果

2022年3月の着地点に関しては、

WNは 799,204(299,204 +59.84%)

FRPは 655,022(155,022 +31.00%)

となり、先月より資産を大幅にプラスにして、フィニッシュです。

3月は戦争真っ只中ななのにアメリカ、日本とも非常に好調なマーケット状況でした。保有するアメリカ株に関しては含み益が一時30%程度にまで落ち込んでいたのが、85%程度まで回復しています。

※ 以前はTHEO、Folio(おまかせ投資)も動かして言いましたが、それぞれ解約しております。

※ 解約理由は別途記事をご覧ください。

運用グラフ

①元本 ②2022年2月  (②/①) ③2022年3月 (③/①) 前月差分  (③/②)
WN 500,000円 746,906円(149.38%) 799,204円(159.84%) +52,298円(107.00%)
FRP 500,000円 621,799円(124.36%) 655,022円(131.00%) +33,223円(105.34%)
合計 1,000,000円 1,368,705円(136.87%) 1,454,226円(145.42%) +85,521円(106.25%)
THEO 500,000円 518,925円(103.79%) 2020年7月解約、3年回して左結果
ドル円 111.53円  114.99円 121.66円 +6.67円

※ドル円はyahoo financeより

※WNは最大リスク設定にしています

WN

WNは先月から大幅プラスとなりました。

上げ幅50,000円超となり、過去2番目(1番はコロナショック時の2020.3→4)の数値となります。

WNは運用から丁度5年になりますが、50万円突っ込んで完全放置していたのが、約80万円となりました。

途中、コロナショック、ウクライナ戦争と世界を混沌に落とし込むような出来事を挟んで、5年間で1.5倍超の成績です。

これを凄いと見るか、微妙と見るかは個々人によって違いますが、マイナス運用になってない点は評価できると思います。

FRP

FRPに関しても、WN同様、大幅プラス運用で3月を終えました。

ボラティリティがWNより小さいFRPですが、30,000円超のプラスとなり好調な月だったことが分かります。

戦争は買いとは言いますが、ウクライナ戦争真っ最中のこの数字には驚いています。

戦争以外にもFRBのインフレ対策、利上げ政策によりドル高円安に為替が急激に動いたことが影響しているかもしれません。

戦争真っ只中に株高になるという皮肉な結果に喜んで良いのか、、、悩みます

尚、以前運用してTHEOに関しては、上昇時はWN程利幅が取れず、一方で下落時はWN並にダメージを受ける良いとこナシの運用でした。

FOLIO ROBO PRO

FX

2022年からはFXに関しても結果を記載しておこうと思います。

FXの運用は大きく分けて2つの方法で運用しています。

  1. RSI戦略(短期運用)
  2. スプレッド戦略(長期運用)

RSI戦略は短期運用方法、AUD/NZD戦略は長期運用方法となっています。口座に関しては各々別の口座となっています。

2022年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 13月 Total
RSI(短期) 357,166 384,121 309,345 365,524
実現益 26,955 -74,776 56,179 8,358
次月原資 384,121 309,345 365,524
スプレッド(長期) 1,729,737 1,729,737 1,729,737 1,729,737
含み益 350,000 336,800 592,196
スワップ -60,532 -69,282 -85,482

※右にスクロール可

RSI戦略(短期運用)

2022年1月より、357,166円でスタート。

RSIを利用した裁量取引に関しては、今月は先月分の負け分を結構取り戻して喜んでいたのですが・・・

3/31に持ったポジションがあるのを忘れてしまい、そのまんま寝てしまいました。何気なく朝アプリ見るとマイナスポジが溜まっており、かつ上がりそうな気配。

で、損切し、3月分の利益が吹っ飛び、更にマイナスが加算されてしまいました。

という訳で、4月は既に3月よりもビハインド状況にあります。

スプレッド戦略(長期運用)

2022年1月より、1,729,737円でスタート。

2022年3月末の含み益が59万円前後、スワップは1ヵ月で-1.5万円程度増え、現在-8.5万円前後

USDの利上げの影響もあって、先月末の115円から一時は125円まで10円も動きました。その結果、含み益が先月から20万円以上の大幅UPとなっています。

一方でスワップコストに関しては、2月は日数が少ない&五十日の月ズレの影響もあったのか、3月のマイナススワップは1.5万円と先月の1万円よりも随分上がってしまいました。

AUD-NZDの数値的には、そろそろ利確を考える時期になってきたと思う反面、今後のFOMCにおいて、毎度の利上げも考えられる状況もあり悩みます。

スプレッド戦略の『AUD-NZD』に関しては、別記事でも纏めた鉄板投資戦略です。

この戦略の場合、エントリーチャンスは年間通して数回。決済するまで数ヵ月~年くらいの保有期間になります。

この戦略を取る場合、以下の2点より、どこのFX会社を利用するかが重要になります。

  1. 長期保有になるので±スワップが無視できなくなる
  2. メジャー通貨ペアでないため、取り扱いFX会社が限定される

現在AUD/NZDをロングポジションをとるとマイナススワップが発生します。長期保有となるとマイナススワップが無視できなくなってきます。更に枚数も多くなれば、より影響が大きくなり無視できません。

次に、この戦略で扱う取引通貨はAUD/NZDとUSD/CADの2つだけです。この2つの通貨ペアはどこのFX会社でも取り扱っているメジャーペアではありませんので、利用できるFX会社が限られてきます。

SBI FXTRADE トレイダーズ証券【LIGHT FX】
SBI FX トレイダーズ証券【LIGHT FX】

この戦略でボクが利用しているFX会社は、SBI FXTRADEになります。

エントリー(及び決済)タイミングに関しても、ドカ買い(売り)をするのではなく基本ナンピンです。この戦略でも一度にドカ買い(売り)するのではなく、2,3回ナンピン取れる程度のポジションを取っています。

RSI戦略と違いプラス運用が出来ており、資金に余裕がありますので、ポジション枚数は多めに持っています。しかし、ポジションを多く持つとスワップが無視できなくなるというデメリットも抱えています。

月次アノマリー

アノマリー的に4月相場は、米国は、揚げ傾向が強い月となっていますので利確をして売りを入れるチャンスです。

ただ、2022年の4月はウクライナ戦争の真っ只中、

過去のWN

尚、過去のWNの動きを見ると、4月は上昇4回でした。

ロシアvsウクライナ

2022年2月は世界史的にも最悪の年としなりました。

ロシアが隣国のウクライナに侵攻し、戦争となりました。

3月中は戦争真っ只中、今現在も戦争は終わることなくドンパチの真っ最中です。しかし、当初の予想と大きく違ったのが、数日でロシアがウクライナを制圧すると言われていたのが、全く上手くいかず、ウクライナ東部を制圧するのがやっとと言うことです。

ロシアは軍事力で云えば、アメリカに次ぐ強さと思われていましたが、実際のところは大したことない。

というよりも、アメリカとNATOが直接介入はしていませんが、後方支援で豊富な最新の武器をウクライナに提供しており想像以上のウクライナの反撃と頑張りがあります。更に強烈な経済制裁がジワジワと効いているようです。

一方でアメリカもNATOも核保有国のロシアには、WW3の勃発を恐れ、及び腰となり参戦出来ないという事実が明るみになってしまいました。ロシア、中国、北朝鮮に囲まれている日本や台湾にとっては非常に厳しい現実を突き付けられたのではないかと思います。

戦争が長期化し、果実が得られないとなった時、アメリカ&NATOが軍事介入するとなったらなら、プーチンは核ミサイルを撃つと個人的には確信しています。

こんな厳しい状況にある中、何故か、いつもの有事の円買いは発生せず、それどころか、円が売られドルが買われる状況となり、1ドル125円まで急上昇しました。

更にFRBが利上げをすると言っているのに、株価が下がることはありませんでした。3月の日経株価は上昇、アメリカに関しても上昇していました。

織り込みされているとは言っても、実際に利上げが実施されるのであれば、その影響は免れないはずなのに、3月にはその影響は余り見られませんでした。

今年は夏から秋にかけて、日本は参院選、アメリカでは中間選挙もあります。

日本では既に選挙前に老人に5000円を配るなんておかしな話が出てきていますが、コロナ対策とウクライナ戦争支援等で散々金をバラ撒いたので、選挙を無事通過してしまえば、岸田総理が増税といった話を持ち出してくる可能性があります。

アメリカに関しても、現在支持率が低迷しており、中間選挙前に手柄を挙げなければならない民主党バイデン。ウクライナ戦争に直接介入しないのは、WW3への恐れだけでなく、中間選挙への影響も考えているのでしょう。

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