【投資結果】ロボアドバイザー(57ヵ月)
ロボアドバイザー実績比較(57ヵ月)
現在動かしているロボアドバイザーは、Wealth navi(以下WN) と Folio Robo Pro(以下FRP)の2本です。
両ロボアドバイザーとも元本50万円で運用しており、WNについては、ローンチ当初から運用を行っており、4年超(57ヵ月)を経過しました。
Folioに関しては、FRPは2020年7月からなので17ヵ月、Folioおまかせの期間も含めると35ヵ月(Folioローンチからの期間と同じ)となります。
2021年12月の結果
12月の着地点に関しては、
WNは 790,001(290,001 +58.00%)
FRPは 626,681(126,681 +25.33%)
でフィニッシュです。
2021年で見ると、120万円から141万円まで資産が増えました。
つまり、21万円(17.5%リターン)のプラスとなり、2021年はロボアドバイザー大勝利の年でした。
最初に投資を始めてから、もうすぐ5年経ちますが、100万円が141万になるので平均年利8%で運用されています。
※ 以前はTHEO、Folio(おまかせ投資)も動かして言いましたが、それぞれ解約しております。
※ 解約理由は別途記事をご覧ください。
運用グラフ
57ヵ月(4年超)経って、40%を初めて超えました。
①元本 | ②2021年11月 (②/①) | ③2021年12月 (③/①) | 前月差分 (③/②) | |
WN | 500,000円 | 752,960円(150.59%) | 790,001円(158.00%) | 37,041円(104.92%) |
FRP | 500,000円 | 611,012円(122.20%) | 626,681円(125.34%) | 15,669円(102.56%) |
合計 | 1,000,000円 | 1,363,972円(136.40%) | 1,416,682円(141.67%) | 52,710円(103.86%) |
THEO | 500,000円 | 518,925円(103.79%) | 2020年7月解約、3年回して左結果 | |
ドル円 | 111.53円 | 113.97円 | 113.13円 | -0.84 |
※ドル円はyahoo financeより
※WNは最大リスク設定にしています。
※運用率が50%超になり、金額ベースと運用ベースの同時表記が難しくなったため、金額ベースのみグラフにしています。
WN
WNは先月から一転してプラス運用、12月は前月から5%近くも上げる結果となりました。
2021年の間に、約640,000円から790,000円まで資産が増えたので、ざっくり150,000円のプラス(25%リターン)と驚異的な成績の年となりました。
アメリカ株にも投資をしていますが、11月の半ば~後半あたりをピークに12月中は大きく下げ高級腕時計1本分以上の含み益が消えました。
しかし、後半で巻き返しがあり、最高益の95%くらいまできましたが、そっから失速して90%届くか・届かないくらいの戻しで年を終えました。
それを考えるとWNの運用は最後の最後まで上昇し、12月31日の時点で過去最高益を達成したまま、年を終えました。
WNは過去5年間で、資産負けしたのは2018年の1回だけで、それ以外の4年は資産増となっています。
FRP
FRPに関しても、WN同様、先月から一転し、約2.5%のプラスとなりました。
WNと比べると、上げ幅は約半分といういつも通りのマイルドな結果となりました。
2021年の成績は、550,000円から630,000円まで資産が増えたので、ざっくり80,000円のプラス(15%リターン)とこちらも高成績の年となりました。
WNに比べると15%リターンが小さいですが、普通に考えれば、上出来過ぎる数値です。
また、下がり相場時は、もしかしたら、FRPの方が高成績を上げる可能性もあります。
※Wealth Navi はSBIの子会社・関連会社等ではありません。
1月アノマリー
アノマリーに関しては、下記に纏めてあります。
アノマリー的に1月相場は、国内・米国ともには上げ傾向が強い月となっています。
特に日経関しては、年間でもピークを迎える可能性の高い月なので、長期保有ではない場合はここで一端手放しても良いかもしれません。
寅年における日経平均に関しては、過去8年だと2勝6敗と大きく負け越している年となります。
アメリカのFRB利上げを宣言していることから、アメリカ株の上昇を抑えられる気がしますが、その影響が日本を直撃するのか?
それとも、アメリカ株に流れていた資金が日経に流れてきて、まさかの上昇か?(個人的にはないと思いますが・・・
過去のWN
尚、過去のWNの動きを見ると、12月は上昇3回でした。
2022年の経済展望
2022年の日本、アメリカ、中国に関して、どーなるのか?
個人的な予想、展望を記しておきますが、将来結果を保証している訳ではありません。
日本
今年、日本は夏頃に参議院選挙をむかえます。
現在の岸田政権はコロナ対策が上手くいっていることもあり、高支持率を維持しています。
この勢いで参院選を圧勝することになれば、長期政権の可能性が出てきます。
日本国にとって、長期政権というのは歓迎することではありますが、投資家視点で見ると岸田政権は微妙です。
漏れ伝わってくる岸田政権の政策は、投資家、富裕層に対して不利なもの(金融所得課税、資産課税)が多く、これが実際に行われるとなると投資家心理を冷やすことになり、マーケットから資金が逃げていくのは間違いありません。
日経平均に関しても、菅さん交代のニュースが流れた時には、新総理期待で30000円超にまでなりましたが、岸田総理誕生が決まって以降は30000円割り、現在は28000円台となっています。
世界ではインフレが進んでいますが、日本では限定的な物価高はありますが、給与の上昇に繋がっていない状況が何年も続いています。
世界が利上げに動く中で、日本だけがソレに乗り遅れると円安に拍車が進む可能性があります。
暗黒の民主党政権時代のような、世界がリーマン対策で金を刷る中、円高維持し経済が壊滅したのが脳裏をよぎります。
アメリカ
今年、アメリカは11月に中間選挙をむかえます。
現在の民主党バイデン政権は人気ないため、中間選挙で負けると思われていますが、何もせずに負ける訳にはいきません。
それまでに何かしらの成果を上げないといけないため、現在問題になっているインフレ対策には必至になると思われます。
アメリカは、現在インフレが進んでおり、6%超えているなんて状態になっており、日用品等の物価が上がっており、日常生活にまで支障をきたす状況です。
インフレ退治はFRBの仕事ではありますが、バイデン政権としても点数稼ぎのため、何としてもこれを抑え込みたいため、FRBにプレッシャーを掛けるはずです。
市場予想としては、FRBは2022年は年に3回(25-50BP/回)の利上げをするとされています。
この利上げにより、ドル円に関しては円安ドル高傾向に傾くことが予想されるので、現在の115円から120円方向に動くのが通常の動きとなります。
利上げによってインフレ率は下がる可能性がありますが、一方で経済学の教科書的に考えると株価も下がるのが通常です。
市場コンセンサスになっている年3回の利上げが、予想外に4回になったり、1回で50BP超上げる様な市場予想とは違う結果が出た場合は、大きく株価は下げるのではないかと予想されます。
中国
ここ数年、中国の人権問題に対して、世界各国が問題視しいましたが、バイデン政権になってからはそれがより顕著になりました。
2020年には香港が中国共産党に完全に飲み込まれ民主主義が消えました。
2021年は台湾との間の独立問題が一際クローズアップされ、中国とアメリカ&西側諸国の間の関係がナーバスになっています。
その他にも、ウイグルの人権問題なんかに関しても、何も解決はしていませんが、陽の目が当たり始めた年でもあったかと思います。
結果として、アメリカをはじめとした幾つかの先進国は2022年2月の北京冬季オリンピックに対し、政治的ボイコットとして、政治的ポジションを持つ要人のオリンピックの派遣をしないと宣言しています。
経済に関しては、中国の不動産会社恒大集団の破綻情報が市場に流れ、数兆円が回収不能になるなんていうのもありましたが、2022年早々、恒大の株取引が停止される状態になっています。
恒大以外にもいくつかの不動産会社が破綻しており、共産党の民間への介入も強くなってきており、今年こそ「バブル崩壊か?」なんて言われていますが、毎年言われて続けてきたことなので、正直当てになりません。