【自販機ビジネス】自動販売機設置(簡単解説)

2019年3月17日


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自動販売機設置のはじめ方を解説

自販機設置・投資は個人的に好きです。私は所有しているマンションに設置していますが、24時間365日、雨の日も風の日も雪の日も頑張ってお金を稼いでくれて本当にありがたい存在です。以下、私はドリンク自販機を設置しているため、自販機ビジネスのはじめ方や儲かるのかを解説していきたいと思います。

自販機売上

少々古くなりますが、2013年の統計では、清涼飲料水の自動販売機1台当たりの年間売上額は約90万円でした(日本自動販売機工業会)。つまり、75,000円/月程度の売上があるということです。しかし、当たり前ですが、自販機設置すれば約90万円/年の収益があがる訳ではありません。人通りの多い駅ナカの自販機もあれば、田舎のあぜ道にポツンとあるような自販機も含んでの数値です。日本一稼ぐ自販機は横浜駅構内にあるもので、年間で3600万円の売上があるそうです。月次売上に直すと300万円です。凄いですね・・・・

私の場合、住宅地で近所にコンビニが少ない道路面沿いに設置している「フルサービス契約」の自販機で、月次売上は30,000~40,000円程度です。そこからベンダー、飲料メーカーの取り分が差し引かれ、実質10,000円/月程度の収益にしかなりません。そして、この収益には費用(電気代)が含まれていないため、実際の利益となるともっと少ないのです。そのため、1,2台設置した程度じゃ、大してお金は儲かりませんが、毎日24時間365日何もしなくてもお金を産んでくれるという意味では本当にありがたい存在です。

自販機ビジネスをはじめるには?

自販機販売を始めるには、一般飲料であれば、特にコレといった資格だとかは必要ありません。場所さえ確保出来れば問題ありません。インターネットで『自販機 設置』等で検索をすることで、大手自販機会社が適当に検索表示されますので、各社HPより問い合わせフォームや電話をします。その後、多くの場合、担当者より現地調査を行いたいと連絡が来ます。現地調査に立ち会う必要は特にありません。この現地調査を以って、自販機会社各社より売上歩合等が決定されます。

自販機設置場所に関しては、自分の所有地だけでなく、他人の所有地でも構いません。しかし、他人の所有地に自販機を設置する場合は、当然に土地所有者との交渉が発生します。土地所有者との間で、月々の地代を払う等の条件がしっかりクリア出来れば、自販機会社との契約自体は可能です。ただ普通に考えると、そのような営業の話が来た段階で、土地所有者は直接自販機会社と交渉をするとは思いますが。。。。

また昨今ではあまりないようですが、自販機を設置できそうな立地を自販機会社に連絡し、自販機会社の担当者が土地所有者と自販機設置交渉を行い、無事契約が成立した場合には、幾らかの報奨金を得られたりもします。

一般飲料以外の場合

『タバコ』『酒類』『食べ物』等となると、それぞれ個別の許可が必要になってきます。『タバコ』や『酒類』では、近接に同業者がいないこと等の条件も必要になってきます。近接距離に関しては設置する場所によって違うため、一概に何mとは言えません。詳細知りたい方は、下記に問い合わせをしてみることをお奨めいたします。

・タバコに関しては、日本たばこ産業株式会社(以下JT)の該当各支社の受付窓口(許可担当)

・酒類に関しては、販売場の所在地を所轄する税務署

・食べ物(カップラーメンやパン類等)に関しては、販売場の所在地を所轄する保健所

長くなったので、一端ココで切ります。続きは『お金の話』で