【株式投資】アメリカ株×四季報2020
アメリカ株四季報
現在、会社四季報を使って日本株をセレクションした記事(こちら)を書いています。
日本株のセレクションはそこそこ良い成績になっているので、調子に乗ってアメリカ株でもやてみようというものです。
今回は米国会社四季報という本を利用して、アメリカ株で同様のことを行ってみようと思います。
ただ、日本株の会社四季報とは違い、以下2点が大きく異なっています。
- 全てのアメリカ株銘柄が載っていない
- 注目企業とその他の企業とでは情報量が違う(株主の表記有無等)
その他に細かい点では違う箇所もあり、日本株と全く同じセレクションを行うには決算書やアニュアルレポート見てくる必要があります。
セレクション銘柄
で、早速今回セレクションした銘柄は下記の通りで、米国会社四季報の発売日である10/5の始値で全銘柄を10枚ずつ買ったと仮定したものです。
上記の銘柄は、日本版の四季報と同じ位の情報量が掲載されている注目会社からのセレクションになっています。
他にも、惜しい会社(EX:P&G、ルルレモン等)はあったのですが、セレクションが目的なので削りました。
セレクションを行う前から、私が保有していたのはフェイスブックのみです。
GAFAMは全部持っているのですが、会社規模が大きすぎて考え出したセレクション基準に合致しませんでした。
フェイスブックは、多少甘目にみて合致しているので、ピックアップした感じです。
キーサイト・テクノロジーとアクティビジョン・ブリザードという会社に関しては、全く知りませんでした。
キーサイト
HPの一部門がスピンアウトした情報・電子機器メーカーで、5G関連銘柄です。東京のはずれの八王子に日本法人があるそーです。
アクティビジョン・ブリザード
「Call of duty」「Candy clash」「クラッシュ・バンディクー」を制作したゲーム会社です。尚、こちらの日本法人は東京の恵比寿にあります。
アリババ
アリババはセレクション基準を余裕でクリアしているので素晴らしいと思いますが、中国資本というのが少々引っ掛かりはします。
この世の謳歌を過ごしていたファーウェイ(中国)が、アメリカの怒りを買って、一気に事業リスクが高まったことが思い出されます。
追加セレクション
上記の銘柄は情報量が多いパートからセレクションしたのですが、下記は情報量が少ないパートの企業からセレクションしたものです。
米国会社四季報に掲載されている企業は情報量が少ない企業の方が多いです。
四季報内の書かれている情報から機械的にセレクションしているので、知らない会社、どんな事業をしているのか分からない会社も多々あります。
※ 10/6(米国時間)のトランプ発言によって、暴落したので殆どが下がっています。
これらの会社のサイト巡回して、更に絞り込もうと思っていますが、
ボクレベルの英語力では、読み込むのに日本の倍以上の時間とパワーが必要なので、1日で終えることは無理です。
バイデン効果
アメリカ大統領選挙において、民主党のバイデン候補が勝った場合
富裕層に対する課税を強化する等の話があるため、課税強化前に保有株の売りが多くなることで株価が下がると言われています。
一方で、既にバイデンが勝つことが織り込まれ、大統領、下院を抑え、更に上院も今後抑えることで、政権の捻じれが解消されることであらゆる法案が通りやすくなると噂されています。
またコロナへの徹底した政策、環境に配慮した政策、健康保険制度の改革政策を行うと言われており、結果として、バイオ・ヘルスケア関連株、環境関連株が上がるのではないかと既に物色されているようです。
ただ、米国会社四季報には、バイオ・ヘルスケアは沢山掲載されていますが、環境関連株企業の掲載は殆どありません。
環境関連株で掲載されているのはネクステラ・エナジー、ドミニオン他、3,4社程度しか掲載されていません。
これらの企業は、時流に乗るというのでは良いですが、セレクション的には完全アウトって訳ではないのですが、ちょっと見送りです。