【株式投資】アメリカ株式を購入するには?
アメリカ株式を購入できるネット証券会社
私はアメリカ株に資金をシフトしている(参照)と書きましたが、
外国株式の売買を行うには、外国株式を扱っている証券会社を利用しなければなりません。
外国株式を扱っている国内インターネット証券会社、代表的な3社『SBI証券』『マネックス証券』『楽天証券』に関して記していきます。
私が利用しているのは『SBI証券』ですが、この領域は『マネックス証券』が一歩先を行っていると感じています。
またアメリカ株式を取引する注意点として、日本株を買うよりも手数料が高くなる場合が殆どです。
今後、アメリカ株式、外国株式を扱うユーザーが増えることで、手数料は安くなっていくと思われますが、それはまだまだ未来の話です。
3社の違いポイント
銘柄数
扱い銘柄数は『マネックス証券』が圧倒的に多いです。
『SBI証券』と『楽天証券』はほぼ同じですが、全く同じ銘柄を扱っているとは限りません。
手数料
売買手数料は3社とも同じです。
売買手数料で注意をしたいのは、最低5ドルの売買手数料が発生するため、50ドルの取引となると手数料だけで10%(税抜)も掛かってしまうことです。
そのため、0.45%の取引手数料が5ドルを超える程度の金額で行うことが、コストの削減につながります。
現金化するとなると、行って来いの世界になりますので、実質的には0.9%以上の取引手数料が発生し、そこに為替手数料が乗っかってきます。
注文方法
注文方法に関しては、『SBI証券』と『楽天証券』は最も単純な「指値」「成行」の2種類しか、用意されていません。
一方で、『マネックス証券』は「指値」「成行」だけでなく、
「逆指値」「トレールストップ」「OCO」「OCOs」「連続注文」とアメリカ株式においても豊富な注文方法が用意されています。
※参照:マネックス証券
その他ポイント
今回比較対象を行っている3証券会社の中で、
『SBI証券』は、アメリカ株においても唯一貸株サービスを実施しています。
そのため、貸株設定をONにしておけば、保有株数にも依りますが、毎日微々たる収益が発生します。
『マネックス証券』は、唯一スマホアプリを実装しています。
他の2社の場合はPCからの取引しか出来ませんが、『マネックス証券』のみ、スマホアプリ「トレードステーション米国株スマートフォン(iPhone&Android対応)」による取引が可能です。
『楽天証券』は3社の中でETFを最も多く扱っています。
個別株の取引きでなく、上場投資信託の扱いとなると『楽天証券』が良いかもしれません。
比較表(2019/1/21時点)
会社名 | SBI証券 | マネックス証券 | 楽天証券 |
外国株取引の手続き | 証券口座開設後、外国株取引の手続き | 証券口座開設後、ログイン画面で設定 | 証券口座の開設 |
売買通貨 | 日本円で売買可
日本で売買時は片道25銭の手数料を徴収 |
日本円で売買可
日本で売買時は片道25銭の手数料を徴収 |
日本円で売買可
日本で売買時は片道25銭の手数料を徴収 |
特定口座対応 | ○ | ○ | ○ |
NISA口座対応 | ○ | ○ | ○ |
NISA口座の米国株取引特典 | ETFのみ買付手数料が無料 | 米国株の買付時のみ手数料がキャッシュバック | ETFのみ買付手数料がキャッシュバック |
個別取扱株数 | 1100以上 | 3000以上 | 1100以上 |
ETF取扱数 | 270 | 272 | 286 |
売買手数料 | 最低手数料は5米ドル。手数料上限は20米ドル。いずれも税抜1取引あたり約定代金の 0.45%(税抜) | 最低手数料は5米ドル。手数料上限は20米ドル。いずれも税抜1取引あたり約定代金の 0.45%(税抜) | 最低手数料は5米ドル。手数料上限は20米ドル。いずれも税抜1取引あたり約定代金の 0.45%(税抜) |
為替手数料 | 為替スプレッドのみ。為替スプレッドは1米ドルあたり片道25銭 | 為替スプレッドのみ。為替スプレッドは1米ドルあたり片道25銭 | 為替スプレッドのみ。為替スプレッドは1米ドルあたり片道25銭 |
注文方法 | 指値&成行 | 注文方法参照 | 指値&成行 |
スマホアプリ | × | ○ | × |
貸株対応 | ○ | × | × |
配当金や収益分配金の受け取り | 米ドル | 米ドル | 米ドル |
会社名 | SBI証券 | マネックス証券 | 楽天証券 |