【FX為替】金(ゴールド)の価値と金利

2020年5月29日


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金の価値と意味

今年はコロナショックが発生したことで、為替マーケットも株式マーケットもクラッシュしてしまいました。

そんな中、注目されているのが、金(ゴールド)市場です。

皆さんも景気が悪くなると金(ゴールド)の価値が上がるなんて聞いたことないでしょうか?

※出典:楽天証券

今回もコロナショックにより、世界経済の見通しが不透明になったことで、金価格が跳ね上がった側面があります。

ところで、不景気になると、現物資産、金の傾向が強くなるので、軽く説明していこうと思います。

金の価値

総量

金(ゴールド)が価値のある理由として、よく言われることが『取れる量に限りがある』ということです。

俗に云われている金(ゴールド)の総量は23万トンで、現在までに人類が採掘した総量が18万トンです。

オリンピックの競技用のプール(50m×25m×2m)、下記写真で約4杯分となります。

【2017年時点の埋蔵量(目安)】

  1. オーストラリア=9,800トン
  2. 南アフリカ=6,000トン
  3. ロシア=5,500トン
  4. アメリカ合衆国=3,000トン
  5. インドネシア=2,500トン

獲れる量が決まってしまっているため、希少性から現物資産として価値を保っておくことができます。

しかも、あの色と輝きです。偶然なのか、美しさを兼ね備えていたことで、我々の目を引きます。

地球上のどの国、地域においても価値がある程度同じであることから、インフレにも強いという特性もあります。

携帯性

質量としてはかなりの重さを有しますが、持ち運びの出来る資産です。

写真の金(ゴールド)の延べ棒1本は1㎏なので、これで約6000万円/本の価値があります。

消費税が10%に上がる前、国外から日本国内に金(ゴールド)を持ち込む犯罪が横行していたのも、持ち運びが容易というのもあります。

なぜ彼らが、金(ゴールド)を日本国内に輸入していたのかというと、日本では金(ゴールド)を売却するとき、消費税分のお金を受け取ることが出来ます。

消費税が8%のときにインゴットを購入し、10%になった時に売却すると2%の利幅が必ず取れました。

仮に消費税が10%から更に上がるのであれば、増税前に購入しておけば、その差額は必ず利益として受け取ることが出来ます。

但し、金(ゴールド)の価格は毎日変動しているので、買値(元本)が保証される訳ではありません。

不燃性

金(ゴールド)は紙幣と違って、燃えても消えてなくなることはありません。

そのため、火災になったとしても消えてなくなることはありません。

尚、ダイヤモンドをはじめとした宝石類に関しては、

持ち運びの出来る資産でもありますが、燃えてしまえば、ただの消し炭です。

工業需要

金(ゴールド)特有の性質からスマートフォンを始めとしたハイテク機器、精密機器等の生産においては無くてならないものとなっています。

金(ゴールド)は電気伝導性が非常に高く製品の小型化に伴い、重要になっています。

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他にも王水以外では解けない、熱・湿気に強い、展延性(引き延ばす能力)も非常に強い。

銀は空気に触れることで黒くなっていきますが、金(ゴールド)はその様なこともありません。

これらの性質から精密機械や半導体等での利用価値が、とても高く無くてならないものとなっています。

今後も工業製品としての必要性がある一方で総量が決まっていることから、金(ゴールド)の価値は上がって行く可能性があります。

金利との関係

上記の様な理由もあり、金(ゴールド)には資産価値があります。

そのため、金(ゴールド)に投資する人は多々いますが、金(ゴールド)を含めたコモディティ投資には利息が基本付きません。

1億円分の金(ゴールド)を持っていたとしても、銀行預金や株式投資とは違い

金(ゴールド)は利息といったお金を産みだすことはありません。

そのため、好景気時は一般的に株の配当が高いことから、投資マネーは株等に向かい、金(ゴールド)価格が下がる傾向にあります。

一方で、不景気時は配当が出ないこともあるため、投資マネーが株から金(ゴールド)や通貨、債券等に向かう傾向にあります。

ゼロ金利政策やマイナス金利、低金利下においては、受け取れる預金金利やスワップ金利が殆どありませんから

金への投資が活発になります。

出展:楽天証券

現在の様な経済状況においては、

現物資産としての価値があり、埋蔵量が決まっており、一定の工業需要もあり、インフレ対策にもなる

金(ゴールド)は安全資産となり人気が高くなる傾向にあります。

投資マネーが金(ゴールド)に向かっていきます。

いつまでも安全か?

現在の地球上の金(ゴールド)の総量は約23万トンと言われています。

しかし、遠い未来においても、金(ゴールド)の価値が今までと同じであるかは分かりません。

地球の海の底、海底鉱床には手付かずの金(ゴールド)が埋蔵されていると言われています。

低コストでこの金(ゴールド)を採掘できるようになったときには、金(ゴールド)の価値、価格が下がる可能性があります。

その他にも地球からいける距離にある月や火星の開発がはじまり

月や火星の地中から簡単に金(ゴールド)が採掘できるとなれば、値崩れすることは必至です。

アメリカでは、軍の新たな部隊として、宇宙軍が創設され、イーロン・マスクが本気で火星開発に乗り出しています。

日本ですと、ホリエモンこと、堀江貴文が2050年くらいには火星に移住出来るなんて言っていたりします。

これは金(ゴールド)に限らず、ダイヤモンド等の宝石、プラチナなどの他のレアメタルにおいても同様に云えることです。