現在動かしているロボアドバイザーは、Wealth navi(以下WN) と Folio Robo Pro(以下FRP)の2本です。
両ロボアドバイザーとも元本50万円で運用しており、WNについては、ローンチ当初から運用を行っており、5年超(62ヵ月)を経過しました。
Folioに関しては、FRPは2020年7月からなので22ヵ月、Folioおまかせの期間も含めると40ヵ月(Folioローンチからの期間と同じ)となります。
2022年5月の着地点に関しては、
WNは 777,202(277,202 +55.44%)
FRPは 639,349(139,349 +27.87%)
となり、先月より大幅ダウンでフィニッシュです。
5月もウクライナ戦争は終わることの無く継続、アメリカ市場では急激なインフレへの対策が行われたこともあり、株価は一時急落していました。
為替に関して、ドル円は131円超まで円安が急進したのが、今度は急落し一時は126円台を付けましたが、最終的には128円台で着地しました。
で、現在記事を書いている6月2日には130円台に戻るという非常にボラティリティの高い状況にあります。
※ 以前はTHEO、Folio(おまかせ投資)も動かして言いましたが、それぞれ解約しております。
※ 解約理由は別途記事をご覧ください。
①元本 | ②2022年4月 (②/①) | ③2022年5月 (③/①) | 前月差分 (③/②) | |
WN | 500,000円 | 804,043円(160.81%) | 777,202円(155.44%) | -26,841円(96.66%) |
FRP | 500,000円 | 667,712円(133.54%) | 639,349円(127.87%) | -28,363円(95.75%) |
合計 | 1,000,000円 | 1,471,755円(147.18%) | 1,416,551円(141.66%) | -55,204円(96.25%) |
THEO | 500,000円 | 518,925円(103.79%) | 2020年7月解約、3年回して左結果 | |
ドル円 | 111.53円 | 130.85円 | 128.68円 | -2.17円 |
※ドル円はyahoo financeより
※WNは最大リスク設定にしています
WNは先月は初めて80万円を超えたのも束の間、今月は5%近く落ち込み、大幅マイナスの777,202円という残念な状況になりました。
5月はアメリカの株式相場が非常に軟調でDOW、SP500、NASDAQは年初来安値を更新してしまうような状況でした。
原因はウクライナ戦争とアメリカのインフレ、インフレによる長期金利の上昇が原因です。
インフレ抑制のため、FRBが利上げを行っており、それによって金利上昇&ドル高になる一方で株価が下がっています。
ロボアドは株式以外にも金や不動産、債券等色々な資産に分散投資していますが、リスク度合いMAXにしているので株式下落の影響は免れませんでした。
FRPに関しても、WN同様、マイナス運用となりました。
こちらも先月からざっくり5%超の29,000円程度下がってしまい639,349円で5月を終えました。
5月は前半から最終週前までは下げ、最終週で上げた月です。上げ下げどちらも非常にボラティリティが強く厳しい1ヵ月だったです。
下げ相場では強いFRPですが、最後の1週間の急騰のせいなのか、初めてWN方が僅かながらですが良い成績となりました。
これまで下げ相場においては、FRPが圧倒的に強かったため、今回の様なことが続いてしまうとブログネタというのは置いておけば、引退かなと思ってしまいます。
尚、以前運用してTHEOに関しては、上昇時はWN程利幅が取れず、一方で下落時はWN並にダメージを受ける良いとこナシの運用でした。
2022年からはFXに関しても結果を記載しておこうと思います。
FXの運用は大きく分けて2つの方法で運用しています。
RSI戦略は短期運用方法、AUD/NZD戦略は長期運用方法となっています。口座に関しては各々別の口座となっています。
2022年 | 1月 | 2月 | 3月 | 5月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | Total |
RSI(短期) | 357,166 | 384,121 | 309,345 | 365,524 | 251,392 | 194,169 | ー | ||||||
実現益 | 26,955 | -74,776 | 56,179 | -114,132 | -57,223 | -162,997 | |||||||
次月原資 | 384,121 | 309,345 | 365,524 | 251,392 | 194,169 | ー | |||||||
スプレッド(長期) | 1,729,737 | 1,729,737 | 1,729,737 | 1,729,737 | 1,730,520 | 1,729,737 | |||||||
含み益 | 350,000 | 336,800 | 592,196 | 853,421 | 1,086,029 | ー | |||||||
スワップ | -60,532 | -69,282 | -85,482 | -95,882 | -108,557 | ー |
※右にスクロール可
2022年1月より、357,166円でスタート。
今月もしこたま負けました・・・
-57,223円で残り原資が194,169円となり、来月になくりそうな悪寒です。
心の中では買い目線のドル円のロングなのですが、ボラティリティの高い相場でドル円の急進、急落によって見事に刈られてしまいました。
4時間足のRSI(14)で10付近、90付近でポジションを取っても、ボラティリティが高過ぎて上手く機能してくれません。
資金厚めにして何もしなければプラスで終えられたと思うのですが、元手少なく何ともなりませんでした。
つか、3月から握って何もしなければ良い相場だったのに、どーしてこーも負ける、、、読みが外れるのだ
とりま、20万円回復したいです。
2022年1月より、1,729,737円でスタート。
2022年5月末の含み益が108万円前後、スワップは1ヵ月で-1万円程度増え、現在-10.5万円前後
先月より20万円近く利益が増えています。
現在、AUD円ーNZD円≒9前後となっています(この計算式に関しては下記リンクの別記事)
NZ中央銀行が利上げを発表し、ドル円も急落したときには一時7.5辺りまで下がったのですが、5月の終わりに8.5前後まで回復し、6月には9に到達しています。
7.5で新たにロングポジは取れませんが、9に到達したこともあり、ロングポジの20%のショートを取りました。
個人的にはまだ上に行くと思っていますが、この辺からは利確と同時に逆ポジを意識しています。
利確入れた後の帰り道は資金が増えているので、持てるショートポジ数が多くなるのでより大きな利幅が取れる可能性があります。
ってか、資金追加してぶっこもうかと若干考えています。
序でにスワップもプラスに反転するので、平均5.3前後以下になるまで延々持っていても痛みがないというボーナスが付いてきます。
目下の目標は10に変わりましたが、過去の数値を参考にすると今年が終わるまでに12前後、瞬間14を付けないかと期待しています。
スプレッド戦略の『AUD-NZD』に関しては、別記事でも纏めた鉄板投資戦略です。
https://mazmiro.com/2019/12/01/arbitrage-by-oceania/
https://mazmiro.com/2020/04/01/arbitrage-2/
この戦略の場合、エントリーチャンスは年間通して数回。決済するまで数ヵ月~年くらいの保有期間になります。
この戦略を取る場合、以下の2点より、どこのFX会社を利用するかが重要になります。
現在AUD/NZDをロングポジションをとるとマイナススワップが発生します。長期保有となるとマイナススワップが無視できなくなってきます。更に枚数も多くなれば、より影響が大きくなり無視できません。
次に、この戦略で扱う取引通貨はAUD/NZDとUSD/CADの2つだけです。この2つの通貨ペアはどこのFX会社でも取り扱っているメジャーペアではありませんので、利用できるFX会社が限られてきます。
SBI FXTRADE |
トレイダーズ証券【LIGHT FX】 |
この戦略でボクが利用しているFX会社は、SBI FXTRADE
エントリー(及び決済)タイミングに関しても、ドカ買い(売り)をするのではなく基本ナンピンです。この戦略でも一度にドカ買い(売り)するのではなく、2,3回ナンピン取れる程度のポジションを取っています。
RSI戦略と違いプラス運用が出来ており、資金に余裕がありますので、ポジション枚数は多めに持っています。しかし、ポジションを多く持つとスワップが無視できなくなるというデメリットも抱えています。
月次アノマリー 自分用のメモも兼ねて、月次アノマリーを纏めておこうと思います。
アノマリー的に6月相場は、ダウと金が下げる可能性が高いので、ここで拾っておくと良いかもしれません。
特に金に関しては、3月、6月、10月の年3回の買い月のひとつですが、戦争年&インフレ年なので通常アノマリーが効かない可能性が高いです。
尚、過去のWNの動きを見ると、5月は上昇3回2回下落でした。
投資家にとって、岸田政権は敵ともいえる政策ばかりなのですが、国民受けは良く支持率60%超えるような状況が続いています。
そんな岸田政権ですが、金融職課税に関しては、検討継続のようですが、現在のところ、動きはないようです。
一方で、NISAとidecoに関しては具体的な案はまだ出てきていませんが制度改定するようです。
NISAに関しては2023年で現行制度のものが終わるので新しいものに移行する予定だったのですが、これの中身が変わる可能性があります。
現行NISAはそもそも「投資できるお金が無い」「投資できる人は金持ちばかり」という批判を受け、投資家にとって改悪されて現在のものになっています。
2000万円問題が表面化したとは云え、その辺の批判を躱すことが出来るのかが気になります。
個人的には、無税運用期間を5年でなく、イギリスと同じでロールオーバーを延々に出来るようにして欲しいもんです。