【投資結果】ロボアドバイザー実績比較(28ヵ月)
【投資結果】ロボアドバイザー実績比較(28ヵ月)
2019年7月は前月に比べて、特に大きな動きもなく横横でした。
ロボアドバイザー、2年超運用して(積立ナシ)して、円ベースで104.93%、ドルベースで110.94%です。
7月31日にFOMCがあり、金利の0.25%下げ、年内利下げ無しの可能性が言及され、その影響で最終日に為替は円安ドル高に推移しましたが、株式に関しては大きく落ち込みました。
この影響をくらい、前日とくらべ1%近いマイナスを受けてしまったため、横横結果となりました。
7月のNYSEは史上最高値を連発するような状況でした。アメリカ経済は安定していると思っていますが、かなりのハイペースで高値更新を連発しており、見ているこっちが心配になるくらいでした。
アメリカ経済は好調なため、世界経済に対する保険の意味合いということで、これ以上の過度な金融緩和を行わなかったパウエル議長およびFRBは賢明な判断だと思っています。
グリースパンの失敗の記憶が彼らの中には残っていたのだと思います。
Wealth Navi
最も含みを持っているのは『WN』です。7月は先月と殆ど同じですが、理由ははじめに述べた通り、FOMCの結果を受けての株の下落です。7月の下旬ごろには55万円台に乗せていたときもありました。
543,701円(+8.74%)、5007.40ドル(14.91%)で着地です。
ドルベースで5000ドルは維持していますが、先月末より金額減らしています。
THEO
『THEO』も『WN』と同じ、28ヵ月間運用しており、7月は
523,091円(+4.62%)、4869.15ドル(11.87%)で着地です。
『THEO』は3つのロボアドバイザーの中で、唯一ドルベースの着地額が先月よりも上回りました。
『WN』と同じくハイリスク&ハイリターン運用を行っていますが、ドローダウンに強い=マイルド運用なのは変わらずなようです。
先月から比べると円ベースは1.8%くらいの改善なので、少々物足りない感じです
Folio
7月は507,662円(+1.53%)、4667.30ドル(6.09%)で着地です。
WNの動きに非常に似ています。folioも月末あたりには51万円台に乗っていたのですが、最終的には51万円を割ってしまいました。
途中一度利確しようと思ったのですが、NYSEの動きを見てから利確は出来ず、日本時間の18時までに利確操作をして、その日のNYSEが閉じたときの結果が利確金額になる仕様です。
そのため、日経が上がっている時点で利確をしても、当日のNYが下がると、folioの利確数値は下がってしまいます。
これがあり、利確を躊躇したのですが、後悔しています。
円ベースグラフ
為替は先月から更に円安傾向に傾きましたが、株価はそれと相反する動きをしており、それが今回の結果に繋がっています。
円安に傾いた理由は、FOMCにおいて、利下げペースが弱いことが示唆されたからです。
成績は『THEO』=『folio』>>『WN』の順番になりました。プラス運用されていて、『WN』がドベというのはこれまでになかったことです。
裁量取引もしているのですが、大きなポジションを外していき、-30,000円以下に出来たので良かったです。
①元本 | ②2019年6月30日(②/①) | ③2019年7月31日(③/①) | 前月差分(③/②) | |
WN | 500,000円(100.0%) | 542,781円(108.56%) | 543,701円(108.74%) | +920円(+0.17%) |
THEO | 500,000円(100.0%) | 521,043円(104.21%) | 523,091円(104.62%) | +2,048円(+0.39%) |
Folio | 500,000円(100.0%) | 505,614円(101.12%) | 507,662円(101.53%) | +2,048円(+0.41%) |
合計 | 1,500,000円(100.0%) | 1,569,438円(104.63%) | 1,574,454円(104.96%) | +5,016円(+0.32%) |
ドル円 | 111.53円 | 107.79円 | 108.77円 | +0.98円 |
※ドル円はTHEOより
ドルベースグラフ
ドルベースで見た場合、前月に比べ『WN』は-25.83ドル、『THEO』は+35.28ドル、『Folio』は-23.43ドル、合計-13.98ドルのマイナスとなりました。
今月は最終日のDDに全てを持っていかれた感じです。マイナスに強い、『THEO』が力を発揮して、『THEO』>『folio』>『WN』の順番になりました。
上がり相場時に使えないと文句を言っていた『THEO』ですが、こーゆーときは頼りになり、ポートフォリオに入れておいて良かったと感じています。
①2017年3月 | ②2019年6月30日(②/①) | ③2019年7月31日(③/①) | 前月差分(③/②) | |
WN | 4357.55ドル(101.6%) | 5033.23ドル (115.51%) | 5007.40ドル (115.51%) | -25.83ドル(+5.58%) |
THEO | 4395.75ドル(101.0%) | 4833.87ドル (111.06%) | 4869.15ドル (111.06%) | +35.28ドル(+3.42%) |
Folio | 4399.50ドル(100.0%) | 4690.73ドル (106.62%) | 4667.30ドル (106.62%) | -23.43ドル(+5.45%) |
合計 | 13,220.57ドル | 14,557.83ドル(110.11%) | 14,543.85ドル(110.00%) | -13.98ドル(+4.81%) |
ドル円 | 111.53円 | 107.79円 | 108.77円 | +0.98円 |
※ドル円はヤフーファイナンスより
8月に関して
8月はじまって即、FRBの利下げ効果も虚しいくらいに凄まじい勢いで円高に振れています。1日で2円近くドル円が下げており、ちょっとした異常事態になっています。
発端はアメリカの景気指標でしたが、そこからトランプ大統領の中国への3000億ドル分への追加関税10%のようです。
この一撃で為替マーケットは沈みに沈みまくっており、当然に株式市場もその影響を受けています。
日本経済
国内事情としては、決算発表が次々とされていきます。取り敢えず、自動車業界が現在悲惨な状況になっています。
また韓国のホワイト国廃除が閣議決定までされたので、今月の終わりごろから韓国への輸出の厳格化が実行されます。
これによって、日本の経済がどの程度のダメージが受けるのかは分かりませんが、短期的には何かしらの影響が出てくると思います。
が、代替企業となる東芝(日本)、マイクロン(米)の業績は良くなるかもしれません。この読みが当たるかは分かりませんが、この2社に買い入れを考えています。
8月アノマリー
8月は夏休みの時期になってきます。日本企業の夏休みは4,5日とショボイですが、外国では1,2ヵ月のバケーションの時期です。マーケットの参加者が減るので色々と注意しなければなりません。
ファンドが手仕舞いにするなんてことも良く聞かれるので、ウリが嵩むかもしれません。
更にはクリスマス、年初めに発生したAIによるフラッシュ・クラッシュなんてこともあるかもしれません。注意しましょう。
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