【自販機ビジネス】商品構成を変えた結果(2020夏)
売上実績推移(2020年)
9月に入り暑い夏も漸く終わりが見え、秋の涼しさを感じるようになってきました。
昨年の7月を最後に自販機に対するブログは更新もせず、自販機内の商品構成もベンダーの好き勝手に任せていました。
が、昨年の秋から売上が低迷しているので、商品構成分析して、こちらの指定した商品を7月中に入れました。
その結果が出たので記しておこうと思います。
狙い的中
グラフの通り、8月売上(2020)が爆上げしました。
7月と比べると約2倍です。
今年は長梅雨だったため、7月中は殆ど雨の日続きでしたので、売上が極端に下がったと思われます。
一方で、8月に入った途端に猛暑の真夏日が続いたことで、売上が伸びた可能性はあります。
それとは別に7月末に行った商品分析(こちらの記事)で指摘した
『コーラの共食い』『お茶の共食い』『高額エナジードリンクの設置』の3つ全部がバッチリ当たりました。
売上を増やすには?
売上を増やすには
- 売上本数が増える
- 単価の高い商品が売れる
しかありませんので、ここにテコ入れしました。
コーラ&お茶
コーラはペットボトルではなく缶、お茶は日本茶ではなく麦茶に変更し価格が100円と安い商品を設置しました。
自販機は500㎜サイズを置ける本数が決まってしまうので、似たような商品ばかり設置するのはスペースの無駄です。
そして、同じ様な商品だと、やはり価格の安いものの方が断然売れますので、上記のような戦略を取りました。
一方で、日本茶に関してはニーズはありそうなので、高価格の特茶を設置しました。
価格の高い日本茶を買いたくない人は、価格の安い麦茶orサイズの小さい日本茶で我慢してくださいってことです。
エナジードリンク
毎月の販売データから定期的にエナジードリンク購入してくれる消費者がいるようなので、高価格商品として、エナジードリンクのZONEを設置しました。
レッドブルの認知以降、若者を中心に、この手のドリンクは一定のニーズがあるようです。
内の近所では、エナジードリンクを200円以上で売る場合、350㎜だと比較的売れる傾向があります。
モンスターは210円で350㎜ですが、レッドブルは210円で190㎜と随分と割高です。
ZONEに関しては、500㎜だったので、この点はクリアしており売れると確信していました。
尚、契約によって違いはあるとは思いますが、
私の場合、設置者利益としては、200円の商品は1本売れれば、100円商品が2本売れた以上の価値があります。
そのため、高額商品を設置しています。