【不動産投資】消防立会検査、費用を抑える方法

2019年3月31日


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消防立会検査、費用抑えるためには、こー立ち回れ

マンション等の不動産経営していると、消防署から立会検査の依頼を受けることがあります。消火器や火災報知器の有無等の点検をする検査です。先日、私のところにも消防検査の連絡がきました。そんなときにどー対処したら、良いのかを記しておきたいと思います。

素直に検査を受け入れよう

消防検査に関しては、基本的、法的に拒否することは出来ません。なので、連絡がきたら、消防署の方を困らせるようなことはせずに、素直に消防検査を承諾することをお薦めします。多くの場合は、会社なり、個人のところに電話が掛かってくることが多いです。正直、これ以外の方法で連絡が来たことはないのです。日程等の融通はかなり聞いて貰えます。抜き打ち検査ではありません。

さて、電話を貰ったら、どう対処すれば良いのか?電話貰って、立会検査の日程を決めるとなったら、消防署の方と交渉して、1週間、2週間などなるべく先の日程で調整することをお薦めします。ここである程度の時間を作ることが本当に大切です。時間を作って、時間稼ぎをして、あることをすることでコストを削減出来ます。

時間稼ぎ中にすること

先に書いたように、時間稼ぎをします。そしてその間にすることは、まず『消火器の使用期限をチェック』です。こんなの消火器の裏側をチェック・確認するだけだから、誰でも出来ます。理由は単純明快で、立会検査において、これをチェックされるからです。使用期限に問題がないのであれば、ここで皆さんの作業は終わりです。そのまま立会検査を受けて貰って問題ないはずです。

 

しかし、もし『使用期限が切れている』 or 『使用期限が差し迫っている』状況であるならば、アマゾン or 近所のホームセンターにダッシュしてください。そして、新しい消火器を購入してください。そして古い消火器と交換してください。これで完璧です!

消火器以外にも、居室内の『火災警報器』のチェック等もありますが、居住者が住んでいるので無理矢理、部屋内に侵入するようなことはされません。口頭で『火災警報器はちゃんと設置していますよね?』と言われるので、『しています!』と言えばOKです。ってか、『火災警報器』は法律で設置が義務付けされているので、普通は付けているはずです。もしも、もしも読者の皆様の中に『火災警報器』設置していない方がいたら、即刻、設置してください!!!

消火器 火災報知器

時間稼ぎ中に何もしないと・・・

せっかく時間稼ぎをしていたのに、何もせずに放置をして、消防の立会検査日を迎えてしまうと、色々と面倒なことが発生してしまいます。

立会検査時に『使用期限が切れている』 or 『使用期限が差し迫っている』ことを消防署の方に指摘されてしまうと『消火器等の交換』だけでは済まなくなります。

  • 『改修(計画)報告書』
  • 『消防用設備等(特殊消防用設備等)点検結果報告書』

の提出を求められます。こーなってくるとかなり面倒です。

消防設備業者に連絡を取って、上記2点(『改修(計画)報告書』&『消防用設備等(特殊消防用設備等)点検結果報告書』)の資料を作成し、消防署に提出して貰わなければなりません。

当然、消火器の交換以外にも資料作成等が出てくるので、余計な費用が発生ます。規模等によっても変わってくると思いますが、資料作成して貰うだけでも、最低2-3万円くらいは取られてしまいます。それ以外に消火器の費用(本数分)も当然発生します。消火器価格もアマゾンやホームセンターより、高く見積もられることもあります。

オーナー側としても、要らぬ費用と余計な仕事が発生してしまうので、立会検査時に指摘されぬように『消火器等』消防設備の期限等はチェックしてください。

不要になった消火器の廃棄

消防の立会検査を何事もなく無事に終える方法は以上です。最後に『期限切れになった消火器』の処分方法に関しては、

  1. 引き取りを依頼する
  2. 窓口に持ち込む
  3. ゆうパックで回収依頼する

の3つの方法があります。詳しくは消火器リサイクル推進センターの『消火器の処分方法』をご参照ください。