ロボアドバイザー運用して、もう2年を過ぎました。何度か、元本(50万円)割れもありましたが、基本的にはプラス推移期間の方が多いです。
5月は先月と打って変わり、米中貿易戦争の激化によってマーケットが大揺れ状態になりました。
ロボアドバイザー、2年間運用して(積立ナシ)して、円ベースで100.80%、ドルベースで101.11%です。
2年の成果も1ヵ月で元に戻ってしまいます・・・・
一方でダウチャートはドローダウンがあっても、2年間上がりっぱなしです。素直にダウ連動ETFにお金突っ込んだ方が良いかもしれません。
と思ってきたので、ダウ連動ETF(1546)を50万円分、ニーサ、積立ニーサ、iDeCoあたりを利用して買おうかと思います。
最も含みを持っているのは『WN』です。5月は非常に厳しい運用となり、517,987円(+3.60%)、4767.42ドル(9.44%)で着地です。
先月に比べるとビックリするほど、運用額・運用率が下がりました。特に日本円換算の数値は悲惨です。
『THEO』も『WN』と同じ、25ヵ月間運用しており、5月は512,386円(+2.48%)、4674.20ドル(9.41%)で着地です。
『WN』と同じくハイリスク&ハイリターン運用を行っていますが、ドローダウンに強いのは相変わらずなようで、ここにきて『WN』と運用状況が似た感じになってきました。このような相場が長期的に続くと、逆転する可能性もあります。
『Folio』は昨年の11月にローンチした新しいロボアドバイザーです。5月は481,571円(-3.69%)、4448.28ドル(1.11%)で着地です。
3つのロボアドバイザーの中でも、ボラティリティが最も高いようで、ベア相場となると本当にきつくなります。
スタート時期が悪かったのもあるので、これは一度プラスになったら決済して、仕込み時期を待った方が良いかもしれません。
①元本 | ②2019年4月30日(②/①) | ③2019年5月31日(③/①) | 前月差分(③/②) | |
WN | 500,000円(100.0%) | 552,842円(110.6%) | 517,987円(103.6%) | -34,855円(-6.3%) |
THEO | 500,000円(100.0%) | 534,470円(106.9%) | 512,386円(102.5%) | -22,084円(-4.1%) |
Folio | 500,000円(100.0%) | 517,414円(103.5%) | 481,571円(96.31%) | -35,843円(-6.9%) |
合計 | 1,500,000円(100.0%) | 1,604,726円(107.0%) | 1,511,944円(100.8%) | -92,782円(-5.78%) |
ドル円 | 111.53円 | 111.62円 | 108.26円 | -3.36円 |
※ドル円はヤフーファイナンスより
円は為替の影響をモロに喰らう傾向があり、運用成績云々以上に、1ヵ月で3円超下がると、
ドルベースで見た場合、前月に比べ『WN』は-205.09ドル、『THEO』は-114.10ドル、『Folio』は-187.22ドル、合計-506.41ドルのマイナスとなりました。
全てのロボアドバイザーがマイナス運用になり、先月から下げ幅は『WN』>『Folio』>『THEO』となっています。円ベースでは『Folio』>『WN』>『THEO』だったのが、ドルベースになると、『WN』の方が強いというのが面白い点だと思います。
①2017年3月 | ②2019年3月31日(②/①) | ③2019年4月30日(③/①) | 前月差分(③/②) | |
WN | 4357.55ドル(101.6%) | 4972.51ドル (114.11%) | 4767.42ドル (109.44%) | -205.09ドル(2.03%) |
THEO | 4395.75ドル(101.0%) | 4788.30ドル (110.02%) | 4674.20ドル (109.41%) | -114.10ドル(1.56%) |
Folio | 4399.50ドル(100.0%) | 4635.50ドル (105.36%) | 4448.28ドル (101.11%) | -187.22ドル(1.84%) |
合計 | 13,220.57ドル | 14,396.31ドル(108.89%) | 13,889.90ドル(105.06%) | -506.41ドル(1.81%) |
ドル円 | 111.53円 | 111.62円 | 108.26円 | -3.36円 |
※ドル円はヤフーファイナンスより
5月は米中貿易戦争の一段の激化によって、相場全体が大きく揺れました。
もーどのくらいの期間これを書いているのか分かりません。。。決着、決着言われて、ずーっとこれが続いています。(先月カキコ引用)
一時は決着の話が出ていましたが、チャイナのちゃぶだい返しによって最悪な結果となりました。その後、それにブチ切れたトランプ大統領が関税引き上げ、Huawei制裁を宣言しました。
すると、アメリカの主要企業、GoogleやIntel、クアルコム等がHuaweiに対して、サービス、商品を提供しないというまさかのオマケコンボが発動しました。
これ対して中国側も反発して、関税の引き上げを行っていますが、弾切れ感が強いのは否めません。
アメリカと中国の喧嘩によって、マーケットは大揺れですが、上海香港市場以上に日本市場がダメージを受けるという悲惨な結果です。
最終カードとして、レアアースの輸出規制なんて話が出てきています。これが発動されると、アメリカ企業にも多大な影響が出てくるので、より一層マーケットのボラティリティが上がるのは間違いありません。
6月になって、中国に関係するもうひとつの問題が出てきました。
それが香港デモです。
『中国共産党に対して批判的な人=犯罪者、とっ捕まえて中国本国に移送出来る』となると言論の自由が棄損されるということから、若者を中心に反発が高まり、大規模デモへと発展しました。
中共の息が掛かっている香港警察はこんなデモを当然に許さず、武力をもってでも制するといった感じになって大変な状況になっています。
正に30年前の天安門事件を彷彿させると、ネット上では大変な騒ぎになっています。これに伴って、上海香港市場が大揺れに揺れ、総崩れといったことが起きています。
6月はヘッジファンドの整理の月と呼ばれているため、売りが嵩むなんて話があります。
一般サラリーマンにとっては、ボーナス月なのでお金が活発に動く傾向があります。企業業績にも関わってくるので、マーケット、株価にも影響してくる可能性があります。
G20サミットが大阪で開催されますので、ここでの決定事項によっては株価が大きく動く可能性があります。
7月には参院選もあり、選挙は買いなんて言われていますので、6月はチャンス月かもしれません。