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【株式投資】四季報投資(春2021)

四季報投資

学生時代の友達で某有名外資ファンドで働いていたAと某有名金融機関で働いているBとハイパーウルトラゴミニートのボク

この3人で会社四季報を使った機械的なファンダメンタルセレクションを100億千万時間くらいかけ、教え教わりつつ編み出しました。

会社四季報は会社の決算状況を四半期ごとに纏め、次回決算状況を予想したものです。

情報量は広く浅くという感じなので、個別企業のBS、PL、アニュアルレポートを読みこんだ方が当然に分析としては精度が高くなります。

しかし、現在、日本に上場している会社は4000社近くありますので、全部読み込むなんて不可能です。

そんな時間もないので、四季報使って、単純作業、機械作業で、そこからお宝銘柄を見つけるって作業を仲間内で真剣に考えました。

尚、成熟しきっている超巨大企業(トヨタとか、NTTとか、任天堂とか)は基本セレクションには引っ掛かってきません。

これは、トヨタや任天堂がダメな会社、儲からない会社ということではありませんので、ご理解ください。

2020年、夏、秋、冬の結果

夏は2020/6/4の終値で全銘柄を100株ずつ購入(約500万円)想定

秋は2020/9/18の終値で全銘柄を100株ずつ購入(約940万円)想定

冬は2020/12/17の終値で全銘柄を100株ずつ購入(約310万円)想定

で、11月末まで保有した結果となります。​

2020夏 2020秋
2020冬

夏は現在約+145万円(Max200万円)、秋は+170万円(Max190万円)、冬は-14万円(Max20万円)となっています。

2月から始まっている株の急落ダメージを受けており、含み益がかなり減ってしまっています。

5セレクション

セレクションとしては全部で5段階

1~4次セレクションは機械的な判断・作業で4000銘柄をなるべく少なくするために、間引きます。

有名な会社があると条件に合致してなくても残したくなりますが、心を鬼にして淘汰しています。

お金に余裕があれば、3~4次セレクション銘柄、全部購入しても良いのですが、お金がありません😥

なので、最終セレクションは、4次セレクションまで絞った銘柄を最後は知識と感性使って絞るといったもんです。

毎回条件に合致する数は違うので、何とも言えないですが、自分用の最終段階では10銘柄前後を心掛けています。

2021(春)セレクション

有名企業だと、MRIが圧倒的な知名度と企業としての格も飛びぬけています。

日本電技とセフテックは以前もセレクションしたことがあったと思います。

ここまで絞る一段階前は全部で33銘柄、その中にはこれまでセレクションした企業も幾つか含まれていました。

そこから更に絞って、今回は9銘柄

下記の銘柄を2021/3/24の終値で全て100株ずつ購入すると、約310万円必要となります。

中でも特に気になっているのが、以下の2つです。

ニチレキ

道路舗装などに使われるアスファルト等を製造・販売するメーカー。

道路の舗装等に関しては、子会社にて工事を受注・施工している。

道路に関しては、一度作ってしまうと廃道にすることは難しいという事情があります。

道路を管轄する役所に国交省、警察庁、各自治体と色々な関係者おり、それらを纏めるのが面倒臭いからです。

国交省がOKでも、信号機が設置されていると警察が難色を示すとかあったります。

作った道路に関しては、基本的に補修し続ける必要があるので、不況下においても一定の需要があるのかもしれないです。

ハリマビステム

端的に云うと、ビルマネ会社です。

BP関連業務(清掃、設備管理(電気、空調、給水衛星)、警備業務)、PM関連業務、建物診断・修繕。

他にも、マンション管理やPPP/PFIといった官民連携事業等のも請け負っているようです。

デベロッパーで働いていたので、この手の会社とは付き合っていたことがあるのですが、行っている仕事は想像が付きます。

管理している物件数が軽く3000件を超えてくるので、安定度は高い気がします。

今回切ったけど注目していたやつ

エムスリー、モノタロウ、GLサイエンス、テクノクオーツ、ケアネット、荏原実業、名古屋電気他にもありますが、これらは今でも注目しています。

今回、最後の段階で消してしまった企業を幾つか紹介します。

人材派遣会社

人材派遣会社は、ビーネックスグループ(2154)、トランスコスモス(9715)が残っていました。

ボクが新卒学生の頃、2ちゃん就活板じゃ、トランスコスモスはブラック中のブラックという感じでした。

その記憶があるため、この業界はスルーですが、多くの同業他社が存在することから、社会的には需要があり必要な存在なのだと思われます。

飲食に関して

今回もケンタッキー(9873)とアクシーズ(1381)は33銘柄に残っていました。

アクシーズは、KFCに鶏肉を卸している&FC経営している会社となり、相互に関係が強いです。

地場産業に関して

FUJI(1449)、ライト工業(1926)、JMHD(3539)が残っていました。

JMHDは聞いたことないかもしれませんが(ボクも知りませんでした)、『肉のハナマサ』なら聞いたことある人もいるのではないかと思います。

地場だけでなく全国展開や都心展開していたりもしますが、殆ど馴染みがないのでスルーです。

値嵩株に関して

個人的には大好きなのですが、ブログを見て貰っている方が簡単に手を出せるか分からないから外しました。

値嵩株は、任天堂(7974)、ディスコ(6146)、東京エレクトロン(8038)は短期売買で良く触っていますが、会社の規模が大き過ぎて、機械的な四季報セレクションには引っ掛かりません。

今回は切りましたが、テクノクオーツ(5217)は相変わらず数値は良かったです。

最後に

是非、四季報購入してピックアップした企業の情報を一度ご自分でご確認ください。

四季報2021(新春)

また、HPに飛んで事業内容や決算書を見ることもお奨めします。

参考にして頂くのは構いませんが、投資は自己責任です。

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