フラッシュクラッシュ、FXのロスカット資金はドコへ?
正月早々のフラッシュクラッシュによる正月ショック、アップルショックによって、FXのポジションが吹っ飛び、ロスカット、更には追証・借金を食らった人が今回多数いるかと思います。youtubeを見れば、そんな阿鼻叫喚の断末魔動画が沢山あります。
自称プロ&アマチュア入り乱れて、ロスカット食らった人達が、今後の相場予想や忠告を色々としていますが、こんなのは全く見る価値ありません。動画見なくても分かるのですが、ハイレバポジション取り過ぎていたから、ロスカット更には追証を食らっているのは明らかです。想定外の急落、下落だったということだと思うのですが、大火傷を負った方は、これを機にもうFX取引を行わない方が良いと思います。
敗者全員の動画なんて、当然見ていませんが『負けた~』なんて泣きを入れている人の殆どが、素性も経歴も良く分からない人ばかりです。必勝本出していたり、FX講師なんてやっている人でも、銀行や証券会社、ファンド等OBなんて、youtubeで見たことありません。今回騒いでいるようなのは、普通の人より、ちょっとだけFXのことを知っている(つもり)人でばかりです。そんな良く分からない人の忠告よりは、華麗な経歴と市場を動かす力を持っているFRB議長や日銀総裁の発言に耳を傾けた方が良いですよ。
飛んだ人は戻ってきちゃダメ
確かに、今回の暴落は想定外とは思いますが、AIトレード、フラッシュトレードの時代に突入してからは、この手の動きは年に何度かありますし、クリスマス前後の株式市場でも似た動きありましたからね。ヤバイと思っていた人や鼻の利く人は、ポジション軽くするなり、逆ポジ入れるなりして、ヘッジしていたはずです。
大体狙われるのが、商いの薄い長期休暇の前後の流動性リスクの高まる時期やヘッジファンド決算時期です。ヘッジファンドの決算時期は、個人的には関係ないとは思うのですがね。本物のBNFもロスカット食らっているとか、LTCMも失敗したとか、色々ご意見、言い訳もあるとは思いますが、
ポマエラは負けたんだ。負けたんだよ;;
FXなんてレバレッジゲームでは、1度飛ばしたら、もう戻って来ない方が良い。
ロスカット資金の行先
負けた人がいるということは、一方で勝った人がいるというのがFXです。細かくは、FXはゼロサムゲームじゃないとの意見があるのも知っています。が、今回は割愛します。以前に説明したDD方式、NDD方式のところでちょこっと触れましたが、日本のFX会社を利用している場合、殆どがDD方式です(詳細はコッチ)。この場合、
ポマエラが負けた額は、FX会社の儲けになっています。ポマエラがFX会社に担保として預けていた資金以上の損失が発生しそうになった(した)ので、損失回避・回収のために、FX会社に没収されてしまったのです。
クラッシュが発生していたときに、私はお眠中で、取引画面の前にはいなかったですが、マーケットが激しく動いたはずです。そのような激しい相場状態では、スプレッドが通常よりも大きくなります。通常運転時スプレッドが0.3銭だったのが、瞬間的にスプレッドが1円や2円、もしくはそれ以上開いたりします。買い手と売り手のマッチングがされないからです。今回もクラッシュが起きたときには、買い手が現れずにドンドン×2、売値が落ちていったってことです。瞬間的には、1円や2円ではなかったはずです。そして、よいよ、カバー先のFX会社も耐えられなくなって、残念なことですが、あなたの資金を飛ばさざる得なくなったのです。
超余裕でしたv^^v(汗
リーマンショックのときから、FX触っていますが、リーマン時も今回でもロスカットはされませんでした(汗)。大きな損切は出したことありますが、ロスカット自体食らったことありません。現在30万円くらいの含み損状態なのですが、これは戻るんじゃないかと現状思っています(希望的観測)。戻りそうになかったら、ちゃっちゃっと損切ます><