バイナリーオプションは勝てるか?
ゲーム性が簡単なのと、1ゲーム時間が短いため、人気があるのかと思いますが、バイナリーオプションは非常にリスクが高いです。このバイナリーオプションに関しては、国内業者と海外業者では若干ながらゲーム性が違ったりしています。これは適当な各業者のHPを見て頂ければ、分かると思いますが、その理由は国内業者は強い規制を受けているからです。
一方で海外業者は日本国内で事業をしている訳ではないので、日本国の規制から外れます。そして一般的にバイナリーオプションといえば、海外業者が提供している非常に単純なゲームだと思います。以下、説明していくのは、人気の高い海外業者が提供するバイナリーオプションについてです。
バイナリーオプションのルール
海外業者の提供するバイナリーオプションのルールは、日本に昔からあった丁半博打と殆ど同じです。ゲーム参加者の間では、通称『ハイロー』なんて呼ばれていたりもします。自分がエントリーしたときの為替価格が、その時から30秒、1分等、時間経過したとき、その金額よりも上なのか、下なのかを当てるゲームです。確率的には、1/2の確率で上or下になります。見事予想があたると賭け金の約2倍の金額が得られます。
つまり、10,000円賭けたなら、20,000円になって戻ってくるということです。下のグラフは1分毎の為替変動を表したものです。僅かな時間ですが、激しく動いているように見えます。
エントリーの決定=イグジットの決定
バイナリーオプションと株やFX等との一番の違いは、イグジット(決済)のタイミングです。株やFXはエントリー&イグジットポイントを自分のタイミングで決められますが、バイナリーオプションは、エントリーを決定した時点で、イグジットポイントが決まってしまいます。つまり、自分の好きなタイミングでゲームを終了出来るのではなく、ゲーム参加した時点でゲーム終了時間が決定されてしまうのです。
スプレッドに関係なく利益が出る
そして、バイナリーオプションとFXのもうひとつの違いは、バイナリーオプションの場合、スプレッド(価格差)がどんなに開いても、得られる利益額が決まっていることです。後で説明しますが、この利益額が決まっている点はイカサマ、詐欺に利用できるので、私はデメリットと捉えております。
スプレッドに関して、良く反論されるのが、FXではある程度のスプレッドがないと利益が取れないが、バイナリーオプションはスプレッドに関係なく利益が得られるという意見です。この意見は全くその通りなのですが、これをメリットと考えるか、デメリットと考えるかは個々人によって変わってきます。
しかし、バイナリーオプションにおいて、このスプレッドがどーとかは、私は全く気にしていません。勝敗に関わるもっともっと気になる点があるからです。
バイナリーオプションはエントリーした時点で『イグジットタイミング』と『利益額』が決定される。
この2点を踏まえて、私が思ったことは、業者は殆どリスクなしで勝てるといことです。