サイトアイコン まずみろ!!! 投資×副業×お金儲け 編

【ロボアドバイザー比較】『WEALTHNAVI』と『THEO』

『WEALTHNAVI』と『THEO』

『WEALTHNAVI』と『THEO』が、日本では最も有名なAI投資商品かと思います。共にサービスが始まった当初は50万、100万円といったそこそこ纏まったお金がないと投資できませんでした。しかし、現在では共に10万円からスタート出来るようです。また、SBI証券利用することで両方のサービスも利用出来るようです。

戦略決定

最初にも書きましたが、AI投資の大きな特徴は『自ら個別銘柄選択を必要としない』点です。株式投資に非常に近いですが、自ら銘柄を選ぶ訳ではありません。自ら選ぶのは、リスク許容度合だけです。簡単に説明すれば「ハイリスク・ハイリターン」なのか「ローリスク・ローリターン」といったことです。

勿論、この中間の戦略等も選択することも出来ます。最初に戦略さえ決定してしまえば、後は放置でもかまいません。戦略決定に関しては、簡単な5,6個のアンケートに答えるだけです。(例:年齢、収入、資産等)

自ら株式の売買投資を行うとなると、携帯やスマホ、PC、証券会社への指示等、売買行為を行う必要があります。どの方法を行うにせよ、手間と時間が必ず取られます。特に1日に何度も売買を行うデイトレード(広義)となると、市場が開いている間は株式の値動きをずーっと見て張り付いている必要も出てきます。更には同時進行で日経平均、為替、中国市場の動き等の動きを見ておく必要があり、非常に大変で疲れる作業が続きます。

しかし、AI投資ではこの様な手間をかける必要はなく、全てコンピュータが代わりに行ってくれます。これは時間が無く忙しい人には、本当に助かることです。戦略を決定した後は、AIがその投資戦略に沿って世界中の金融商品の売買を行います。

利益が出た場合は、即決済しても構いません。決済に関しては、いつでも行えるのですが、戦略変更に関しては、年間限られた回数しか変更出来ません。この点は注意が必要かと思います。とにかく、真剣に投資を行った場合の煩わしい作業を省いてくれる点はとても優れており、ポートフォリオの1つとして組み込んでおいて損はないと思います。毎日「いくら儲かった。損した。」という結果も分かりますので、そういった意味でも楽しめると思います。

必要経費

上記2つの商品に関しては掛かる費用ですが、

『Wealth Navi』に関しては、投資額3000万円以下の部分に関しては、1%(年率)。3000万円超の部分に関しては、0.5%(年率)となっています。仮に1億円投資して、1年間で資産の増減が無かったとすると、30万円+35万円=65万円の手数料が発生します。

『THEO』に関しても、投資額3000万円以下の部分に関しては、1%(年率)。3000万円超の部分に関しては、0.5%(年率)となっており、『Wealth Navi』と同じ手数料です。

この手数料の低さは結構驚きの数字です。投資信託等では、5%を要求するものもある中、最大で1%というのは魅力的な数字だと思います。バフェットの師匠にあたるベンジャミン・グレアムは投資信託への投資は愚行だと言っています。その理由は、はじめに差し引かれる大きな手数料だと指摘しています。投資した瞬間に-5%からのスタートでは、勝てるものも勝てないということのようです。

尚、AI投資で紹介した『Betterment』『Wealth front』は『Wealth Navi』『THEO』の手数料よりも安く0.25%とかです。しかし、この2つに投資するためには、アメリカ国内の住所と銀行口座が必要となるため、私は断念せざるを得ませんでした。これらのハードルをクリアできる方は、考えてみても良いかもしれません。

Wealth Navi THEO
投資額3000万円以下の部分に関しては、1%(年率)

投資額3000万円超の部分に関しては、0.5%(年率)

※手数料に対して別途消費税

投資額3000万円以下の部分に関しては、1%(年率)

投資額3000万円超の部分に関しては、0.5%(年率)

※手数料に対して別途消費税

メリット&デメリット

投資初心の場合、個人的にはAI投資に投資するのが最も良いと思っています。戦略決定後は何もしなくて良いというのが一番のメリットなのでしょうが、個人的な一番のメリットは『デタックス』かと思います。

デタックスとは『配当やリバランスから生じる税負担が一定額を超えた場合、含み損を実現させることにより自動的に繰り延べます』。つまり投資をしつつ、実現損益の調整によって節税を行うといったことです。毎回取引を行う度に、自らデタックス処理を行うことは非常に面倒な作業のため、とてもメリットのあることです。(By Wealth Navi)

上記の機能は自分で株式投資等を行っている時に、常時行っていくことは、余りにも手間になるため、ほぼ不可能だと思っています。正にAIが自動売買を行ってくれるから出来るサービスなのではないかと思います。尚、デタックス機能は『Wealth Navi』でしか実現されていません。

デメリットに関しては、これと言ってあるとは思っていませんが、投資である以上負ける可能性がある点と株式投資程の大勝ちが出来ないといった点でしょうか?

メリット デメリット
戦略決定後は何もしなくて良い

デタックス機能がある(Wealth Navi)

手数料が非常に安い

世界中のあらゆる商品への分散投資が行われる

短期投資向けの商品ではない

純粋な株式投資と比べると利益率が低い(逆を返せばリスクが低い)

モバイルバージョンを終了